私が瞑想を始めたのは、
「金井メソッド」提唱者・金井系一郎氏の
「すべてを受け入れて自由になる」（太田出版）と出会った12年前。
最初に金井先生に会って言われたのは、
エネルギーがほとんどない、
まずは体力を取り戻す事が先決。
自分で「やらなければ」と思うことでも、
何か一日一つやめて減らしていくこと
自分がやらなくて良いことは他人に任せること
「私がなんとかしなくては！」と
手当たり次第抱え込んでいた自分にも気づけず
クタクタになっていた私のエネルギー状態が、
金井先生にも伝わった様です。
それから毎日、1分でも2分でも、
目をつぶって自分自身に目を向ける
瞑想の時間を持つ様になりました。
最初の頃は、目をつぶってしばらくすると
「アレをやって、これをやって…」と
次々とやることを考えていて、
長年の習慣から抜けられない私でした。
でも、そんなバタついている自分に気づける様になったことが
瞑想を始める前と比べると大きな変化の一歩でした。
すると
どうしてもやる必要があることと
今はやらなくて良いことの区別がつく様になり、
また私は「自分でやらなくては」と思うタイプであることも
わかってきました。
「やる必要がないことは、やらない」と決めて過ごしていると
心や体に余裕が出来始めました。
また瞑想によって心身がリラックスして解放されると
細胞一つ一つが息を吹き返し、
元気になってくるのを感じました。
「こうあらねば！」という思いで
ガチガチに固められていた思考、肉体、感情が緩んで、
心、体、魂にエネルギーが入って
元気になってくる事が実感できたのでした。
